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AphasiaBankサイト内(https://aphasia.talkbank.org)での日本語データへのアクセス

動画と​トランスクリプト

1) AphasiaBankホームページ内の**Database**のセクションで、Protocol Databaseをクリック。

2) ユーザー名・パスワードが要求されるので入力 (登録後,配布される) 。

3) 日本語データは,Japanese-Control(対照群のデータ)とJapanese-Aphasia(失語症者のデータ)の2つのセクションがあるので,閲覧したい方をクリックする。

失語症群の検査結果

1) AphasiaBankホームページ内のResultのセクションで、Test Results Collectionをクリック。

2) ユーザー名・パスワードが要求されるので入力 (登録後,配布される) 。

3) 閲覧したい言語データをクリックして閲覧もしくはダウンロードする。

失語症群対照群のデモグラフィック(人口統計学的)データ

1) AphasiaBankホームページ内のResultのセクションで、Demographics Collectionをクリック。

2) ユーザー名・パスワードが要求されるので入力 (登録後,配布される) 。

3) 閲覧したい言語データをクリックして閲覧もしくはダウンロードする。

ビデオ撮影について

カメラ位置

調査部屋では、下の写真のように,調査参加者に対して90度横に調査者は着席をする。カメラは1台で調査者と調査参加者の二人が収まるように配置する。カメラの正面に調査参加者が座り、やや高い位置から参加者の手元が見える角度で撮影をする。参加者の動きがすべて画角に収まっていることが重要なポイントであるカメラは三脚にマウントして撮影することを推奨する。カメラの画角と倍率をセットしたら、撮影途中でそれらを変更しないこと。

音声

マイクを参加者の近くに設置して音声を収録する(日本語データでは、調査者と参加者それぞれにピンマイクを着用して音声を収集)。十分な音量で音声が撮れるなら、ビデオカメラの内部マイクで十分だが、感度のよいスタンドマイクやピンマイクが利用できれば、それらを利用する。ピンマイクなど、話者の衣服にマイクを装着する場合、衣擦れ音を拾ってしまったり、マイクのケーブルがジェスチャーの邪魔になる恐れがあるので注意。

その他の注意点

公開されている英語版では、課題の前後に呼称等の検査を行っている場面も含まれているものもあるが、基本的にAphasiaBank課題のみを撮影する。

AphasiaBankのHPには,データ収集のためのプロトコル(手続き)やアンケート,参加基準などが掲載されています。それらの書類の日本語訳を作成しました(2022年10月現在)。サイト管理者(飯塚ST)が翻訳・レイアウトなどを調整したもので、直訳に近い部分もあります。日本語話者に適さないとの判断により内容を変更・省略している部分もあります。

・以下の資料は,ここからダウンロードできます

ダウンロード可能な談話課題の資料リスト

1. 手続きリスト (談話課題の流れ: 失語症群&対照群) 

2. 失語症者の参加基準 

3. 対照群の参加基準 

4. 失語症者データ収集のプロトコル(台本) 

5. 失語症者データ収集時のトラブルシューティング 

6. 対照群データ収集のプロトコル(台本)

7. 失語症者データ収集時のアンケート (情報シート) 

8. 対照群データ収集時のアンケート 

9. 失語症者用の結果入力シート(失語検査点数) 

10. 失語症者用の情報入力シート(デモグラフィックデータ) 

11. 対照群用情報入力シート(デモグラフィックデータ) 

12. 失語症者用デモグラフィックデータのコード解説 

13. 対照群用デモグラフィックデータのコード解説 

・以下の資料の一部は,ここからダウンロードでき

その他,必要な資料

・MMSE (必要物品も) 、GDSうつスケール 

・WAB (カード類、物品は調査者が用意する)

手続き説明課題用の写真 

・情景画3種 (AphasiaBankのHPからダウンロード可) 

  AphasiaBankホームページのトップページのDiscourse – EnglishのProtocol Materials欄の
  AphasiaまたはControlsにあるProtocolカテゴリのPicture Stimuliからダウンロードする。

・浦島太郎の絵本 (文字部分は隠す):希望者には共有します。

・研究同意書と説明書(失語症のある方にも配慮されたもの):希望者には一部共有します ​。

失語症のある方

・WAB失語症検査 日本語版 (Ⅰ.自発話、Ⅱ.話し言葉の理解、Ⅲ.復唱、Ⅳ.呼称)

  (Ⅴ.読み、Ⅵ.書字、Ⅶ.行為、Ⅷ.構成は行わなくてよい)

・参加者アンケート (失語症のある方用) 年齢、出身地、職業、きき手、病歴、視聴覚の状態などに関する内容

 

脳損傷の既往のない方

・MMSE

・GDSうつスケール

・参加者アンケート (一般の方用)  年齢、出身地、職業、きき手、既往歴、視聴覚の状態などに関する内容

結果のまとめ方

年齢、失語症タイプ、既往歴などの参加者情報(失語症のある人、失語症のない人)および失語検査成績(失語症のある方)はエクセルの入力フォームに記載する。失語症群は2つのファイル、対照群は一つのファイルに結果を入力する。

  失語症のある方:①デモグラフィックデータ入力ファイル  (results-data-Aphasia)

          ②失語検査結果入力ファイル (日本語版はjapanese-results-blank)

  失語症のない方:①デモグラフィックデータ入力ファイル (demo-cont-blank)

 

コードの解説は、下記のファイル(ダウンロード可)を参照してください

  12. 失語症者用デモグラフィックデータのコード解説 

  13. 対照群用デモグラフィックデータのコード解説 

英語版からの変更点

全体的に、日本人高齢者に適する内容・日本語として自然な表現に変更した。

Ⅰ.はじめの質問

 A脳卒中とその対処 (失語症のない方は病気または怪我)

 B.重要な出来事

⇒変更なし

 

Ⅱ.情景画の説明

 A.割れた窓 -4枚の絵の説明

 B.断った傘 -6枚の絵

 C.猫の救出-1枚の絵

⇒変更なし

 

Ⅲ.物語の説明

 A.シンデレラ – 絵本を見て物語の構造とエピソードを思い出してもらってからストーリーを説明してもらう

⇒絵本を「浦島太郎」に変更 (最初期に実施したIizuka01と02では「鶴の恩返し」)

 

IV.手続き説明

 ピーナツバターとジャムのサンドイッチの作り方の説明

⇒内容変更・課題を増やす

  A.梅干し入りのおにぎりの作り方の説明

  B.お茶の淹れ方の説明

 (Iizuka01と02ではおにぎりのみ)

実施する検査の対照表

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